トレーラーハウスに住むという選択肢

断捨離、ミニマリストなど、持つモノをできるだけ少なくして豊かな暮らしをしようという人たちが増えてきましたね。

 

そんな流れからなのでしょうか。トレーラーハウスに住む、ということを選ぶ人たちが増えていると耳にし、興味が湧いたので調べてみました。

 

目次

 

トレーラーハウスに住むメリットとは

イニシャルコストが安い

まず何よりも、普通に戸建てやマンションを購入することを考えたら、購入費が断然安くすみます。新車で大体500万円~800万円ほどで買えるようです。

戸建てやマンションを購入する場合と比べたら、桁が違いますね。

 

また、農地に設置することもできますので、土地も安く購入することができます。

 

固定資産税がかからない

トレーラーハウスは移動することができます。すなわち「建築物」ではないので、固定資産税がかかりません。(固定資産税がかからないようにするには、いつでも移動できる状態を維持することが重要なようです。つまり、移動の障害となるような状態で階段やポーチが設置されていたり、配管設備が着脱式でない場合は固定資産税の対象となるようです。)

また、エンジンがついておらず自走できないので「車両」にも該当せず、自動車税を払う必要もありません。

 

ただ、日本では法整備がまだ整っていないので今後変わる可能性はありますし、自治体によって対応が異なるようなので個人で調べないといけない部分が多くありそうです。

 

なんといっても、いざとなれば移動できる

この土地に定住すると決めていても、長い人生なにが起きるか分かりません。

いつでも移動できる流動性の高さと、移動しつつも住み慣れた家にずっと住めるという2つの側面を持ち合わせることができるのは、トレーラーハウスのみです!

 

反対に、トレーラーハウスに住むデメリットとは

災害に弱い?

トレーラーハウスの多い欧米では、トルネードによる被害が大きいようなので、日本でトレーラーハウスに住むとなると、台風に備えて何らかの対策が必要になりそうです。

耐震性も気になるところですが、タイヤのゴムが免震機能として働くので地震に強いとうたっているメーカーもありました。

ですが、床下がつぶれるとガス管も水道管もつぶれて危険という話も目にしましたので真偽のほどは不明です…。

 

イメージが悪い?

一般的に、欧米で、トレーラーハウスに住んでいるとなると、所得が低く、治安が悪い地域にお住まいなのですね…という印象になりがちです。(地域差もあり、学生が住むことも多いと思うので、全てがそういうわけではないのですが。)

日本ではあてはまらないイメージだと思うのですが、やはり映画やドラマなどでも目にする、そういったイメージに引きずられてしまうことはあるようです。

自分ひとりで住んでいるならどんなイメージでも気にならないかもしれませんが、結婚したり、子どもができたり、といった変化があると気になるかもしれないですね…。

 

今のところのまとめ

今のところは、デメリットよりメリットのほうが多く感じられ、魅力的な選択肢の一つのように思うので、今後も検討を続けていきたいと思います。

いずれにしても、「いつかは持ち家」の時代から、ずっと賃貸派の人がいたり、トレーラーハウスのようなミニマル志向の人がいたりと、選択肢が増えて良い時代になったなと思いました。