読書メモ「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖」


3.11を経験したママたちが作った子どもをどうやって守るか、どうやって備えるかという防災本です。

 

3.11のあの瞬間、どうやって子どもを守ったかという体験談を聞けることは非常に貴重です。自分だったらどうしたか、もし実際にきたらどうするか…考えさせられます。

 

 

なかでも、あるお母さんの体験談が心に残りました。

「揺れがおさまってすぐに保育園にお迎えに行った。海に近い園なのにみんな園庭で待っていて、私がのんきなのかなと思ったら、だれかのお父さんが「なにやってんだ!みんな高台に逃げるぞ」と叫んだ。その後、その園が津波にのまれたことを知った」

 

これだけ、いつどこで地震が起きてもおかしくないといわれているなかで、防災対策しなきゃと思いつつ、いろいろな用事に追われて後回しにしていましたが、やっとこさ重い腰があがりました。

 

実際に災害が起きたとすると、その当日だけでなく、その後の何ヶ月間かのことも考えなくてはいけません。

大きな災害があれば、もちろん日常生活を送ることは難しくなるだろうけど、そんななかでもできる限り子どもの負担が少なくなるよう、備えることでもし負担を軽減できるならそうしたい。

そう思って、この本をきっかけに、いろいろと防災グッズを検討して実際に揃えました。実際に揃えた防災グッズは少しずつ防災カテゴリーにまとめていきたいと思います。

 

 

被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖

被災ママ812人が作った 子連れ防災手帖