深呼吸の効果 - 暮らしの記憶

深呼吸が体に良いというのは良く知られているところですよね。

私は気づくと、ついつい呼吸が浅くなっているので、気づいたときに深呼吸をするよう心がけています。

私が、あれ、深呼吸ってすごい？と思ったのは出産のときでした。

ありがたいことに今まで怪我や病気にほとんど縁がなかったもので、突然始まった陣痛の痛みは私の想像を遙かに超えていました…。

なすすべもなく、いつ終わるともしれない痛みに耐えるためひたすら吸ってはいて、吸ってはいて…ただただ呼吸だけに集中し、深呼吸を繰り返しました。

やっとのことで子どもが出てきてくれて疲労困憊だったのですが、驚くことに鏡にうつった自分はそれほどやつれていませんでした。むしろ、なんか肌にいつもより透明感ある？という感じだったのです。

この数時間、やったことと言えば深呼吸しかしてなかったのだから深呼吸のおかげなのかな、と思いました。

あとですね、出産から数日の間、ご飯を食べて栄養を吸収したら、余分なものはぜーんぶ出ました！という爽快感が続きました。

いつもはお腹のなかに何かしらある感覚があるのですが、それが一切ないんです。

ふだん必要以上に食べてしまう分が母乳を作るためにまわされたということもあるかもしれませんが、それ以上に、深呼吸をすることによって腸が活性化されたっていうことが大きいように感じました。

あのときの、体の中に余分なものが何もないという爽快感、懐かしいです。

今はついつい食べ過ぎてしまって、呼吸も浅くなっていて、体が重たいです。

深呼吸には腹筋と横隔膜を使うので、代謝があがり、ダイエット効果があるそうです。

副交感神経が刺激されることによってリラックス効果が得られます。したがって、快眠効果も期待できます。

深呼吸をすると、内臓が刺激され、血行が促進されるので冷え性が改善されます。

深呼吸に難しいことはなく、深くすって深くはくだけ。

大事なのは、まず最初に息をはくことです。十分にはかないと、十分に空気を取り入れることができません。

お金もかからず、デメリットもなくどこでもできる深呼吸。気づいたときはすぐ深呼吸！していこうと思います。